薬事・食品衛生審議会資料

 

薬食審第0326001号

平成14年03月26日

薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会、食品衛生バイオテクノロジー部会

 

 

組換えDNA技術応用食品及び添加物の安全性審査に関する部会報告書

 
薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会       会長  寺 田 雅 昭  殿

組換えDNA技術応用食品及び添加物の安全性審査に関する部会報告書

 平成12年7月4日付け厚生省発生衛第199号及び平成13年4月26日付け厚生労働省発食第103号をもって諮問された食品並びに平成13年9月10日付け厚生労働省発食第222号をもって諮問された食品及び添加物の安全性について、「組換えDNA技術応用食品及び添加物の安全性審査基準」(平成12年5月1日付け 生衛発第825号-1 厚生省生活衛生局長通知。以下「審査基準」という。)に基づき審議した結果、別記のとおり取りまとめたので報告する。


(別記)

1. 審議経過

 薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会食品衛生バイオテクノロジー部会(以下「部会」という。)においては、詳細な検討を行うため、専門家で構成された「薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会食品衛生バイオテクノロジー部会組換えDNA技術応用食品安全評価調査会」(以下「調査会」という。)を設置し、調査会における検討結果をもとに、さらに部会において審議を行うこととした。
 今般、調査会報告を受け、平成14年3月26日に開催された部会において、次の(1)から(3)に掲げる食品及び添加物の安全性について、審査基準に基づき審議された。

      (1) 平成12年7月4日付け厚生省発生衛第199号をもって諮問された食品及び添加物のうち、食品1品種について

      (2) 平成13年4月26日付け厚生労働省発食第103号をもって諮問された食品及び添加物のうち、食品1品種について

      (3) 平成13年9月10日付け厚生労働省発食第222号をもって諮問された食品及び添加物のうち、食品1品種及び添加物1品目について

2.審議結果

      (1) 平成12年7月4日付け厚生省発生衛第199号をもって諮問された、大豆(A2704-12、A5547-127)については、審査基準に基づき、人の健康を損なうおそれがあると認められないと判断された。(別紙1参照)

      (2) 平成13年4月26日付け厚生労働省発食第103号をもって諮問された、とうもろこし(B.t.Cry1F害虫抵抗性、グルホシネート耐性トウモロコシ1507系統)については、審査基準に基づき、人の健康を損なうおそれがあると認められないと判断された。(別紙2参照)

      (3) 平成13年9月10日付け厚生労働省発食第222号をもって諮問された、わた(鱗翅目害虫抵抗性ワタ15985系統)については、審査基準に基づき、人の健康を損なうおそれがあると認められないと判断された。(別紙3参照)

      (4) 平成13年9月10日付け厚生労働省発食第222号をもって諮問された、グルコアミラーゼ(AMG-E)については、審査基準に基づき、人の健康を損なうおそれがあると認められないと判断された。(別紙4参照)


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