薬事・食品衛生審議会資料

 

平成10年05月25日

 

 

後代交配種の取扱いについて (別添2) - 別紙2 組換えDNA技術応用食品添加物について

 

別紙2

組換えDNA技術応用食品添加物について

対象品目 リボフラビン(ビタミンB2
申請者 日本ロシュ株式会社
開発者 F.Hoffmann-La Roche(スイス)
組換え体の利用目的  リボフラビンは、合成法又は発酵法により製造されるが、生産効率の面から合成法が多用されている。
 Bacillus subtilis Marburg 168株由来株を宿主とし、pUC19をベクターとして用いて、リボフラビン生合成遺伝子群、プロモーター遺伝子等を染色体上に挿入した組換え体を培養し、効率的にリボフラビンを製造する。
宿主 Bacillus subtilis Marburg 168 株由来株であるRB50株
ベクター Escherichia coliのプラスミド等の配列を含むpUC19(約2.4Kbp)
挿入遺伝子
(供与体)
Bacillus subtilis Marburg 168 株由来のリボフラビン合成遺伝子群(6.5kbp)
Bacillus subtilisのファージSP01由来のプロモーターSP01-15(365bp)
Staphylococcus aureusのプラスミドpC194由来のクロラムフェニコール耐性遺伝子(1035bp)
Streptococcus faecalisのプラスミドpAMα1由来のテトラサイクリン耐性遺伝子(2.4Kbp)
諸外国での状況 米国及び英国において、使用等が認められている。


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