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公益財団法人 日本食品化学研究振興財団
FDA 21CFR(仮和訳)

102  規格外食品の一般名
特定規格外食品の要件

§26  冷凍「加熱調理」ディナー

§102.26 冷凍「加熱調理」ディナー
 
(a) 冷凍「加熱調理」ディナーは下記の通りとする。
(1) 3種類以上の成分を含むこと。そのうちの1つは重要な蛋白源であり、各々は下記のもの1つ以上から成るものとする。食肉、家禽類、魚、チーズ、卵、野菜、果物、ジャガイモ、米、その他穀物製品(パン或いはロールパン以外)。
(2) 他の食品調理物を含んでもよいものとする。(例えば、スープ、パンかロールパン、飲物、デザート)。
(b) 食品の常用名は下記の全要素から構成される。
(1) 「frozen “heat and serve” dinner (冷凍 『加熱 調理』 ディナー) 」という語句。但し、主要素を成す特有の材料の名称やその他適切な説明用語は「dinner (ディナー) 」という語の直ぐ前にきてもよいものとする。 (例えば「frozen chicken dinner ( 冷凍チキンディナー) 」もしくは「frozen heat and serve beef dinner (冷凍加熱調理ビーフディナー) 」。「heat and serve (加熱調理) 」という語は任意である。「frozen (冷凍) 」という語も任意であるが、「keep frozen (冷凍保存) 」もしくはそれと同等の語は、主要表示パネルに、§102.5 (b)(2) (ⅰ) に規定する以上の活字の大きさで、目立つようにはっきりと記載する。
(2) 「containing (or contains)(含有(又は含む))」という語句。空欄には、本section の paragraph (a)(1)に列挙する3種類以上の料理用要素(ハム、マッシュポテト、豆など)を重量の多いもの順に、正確な記述で記入し、その後に包装に含まれる本section の paragraph (a)(2)に規定する調理食品(オニオンスープ、強化白パン、人工着香バニラプリンなど)を重量の多いもの順に記述する。名前のこの部分は、§102.5 (c)(3)に規定する方法で、本 sectionの paragraph (b)(1)に規定されている部分の直ぐ後か直ぐ下に記載すること。「 contains (含む)もしくは containing (含有) 」という言葉は任意である。
(3) 表示には包装に他の食品が含まれている可能性を示唆しながら、実際にはこれらの食品が包装内にはない場合、例えば包装の上のビネットには包装にはない食品を含む「調理示唆」を描いている場合、主要表示パネルには、当該食品には存在しないことを、§102.(b)(29 (ⅰ) に規定する以上の活字の大きさで、記すものとする。