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公益財団法人 日本食品化学研究振興財団
FDA 21CFR(仮和訳)

139  マカロニおよびヌードル製品
特定の規格マカロニおよびヌードル製品の要件

§120  ミルクマカロニ製品

§139.120 ミルクマカロニ製品
 
(a) ミルクマカロニ製品は、139.110(a)、(f)(2)、(f)(3)および(g)でマカロニ製品に規定する、定義、同定規格に適合し、材料(成分)に関する要件に従う。但し、
(1) ドウ調製時には、ミルクを唯一の湿潤材料として使用するか、あるいはこれの代わりに、本 sectionの paragraph (f)に規定する乳製品材料のうち1種類以上を、水を加えて/又は加えずに使用する。この場合、完成ミルクマカロニ製品中の乳固形分重量が 3.8%以上になるように使用量を設定する。
(2) §139.110(a)(1)、(2)に記載する任意の材料、成分はいずれも使用してはならない。任意の材料、ガムグルテン (§139.110(a)(5)) を添加する場合、ガムグルテン蛋白質、並びにセモリナ、デュラム小麦粉、穀粉、小麦粉、又はこれらの組合せに由来する蛋白質の総量が完成製品の13 w. %以下になるように使用量を設定する。
(b) ミルクマカロニは、食品単位が§139.110(b)に規定するマカロニの形状、寸法規格に適合するミルクマカロニ製品である。
(c) ミルクスパゲッティは、食品単位が§139.110(c)に規定するスパゲッティの形状、寸法規格に適合するミルクマカロニ製品である。
(d) ミルクバーミチェリは、食品単位が§139.110(d)に規定するバーミチェリの形状、寸法規格に適合するミルクマカロニ製品である。
(e) 本 sectionに定義、同定規格を規定する各食品の名称は“Milk Macaroni Product (ミルクマカロニ製品)”あるいは食品単位が本 sectionの paragraph (b), (c)または(d)に規定する要件に適合する場合は、場合に応じ、 “Milk macaroni (ミルクマカロニ)”、 “Milk spaghett (ミルクスパゲッティ)”、 “Milk vermicelli (ミルクバーミチェリ)”となる。
(f) 本 sectionの paragraph (a)(1)に規定する乳製品材料は、濃縮乳、エバミルク、粉乳、バターとスキムミルクの混合物、濃縮スキムミルク、脱脂エバミルク、脱脂粉乳 (乾燥スキムミルク) 、又はこれら2種類以上の組合せである。組合せを使用する場合、係る混合物中の脱脂乳固形分重量が乳脂肪重量の 2.275倍以下になるように混合比を設定する。
 
〔42 FR 14409, Mar. 15, 1977, 58 FR 2878, Jan. 6, 1993で改正〕