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公益財団法人 日本食品化学研究振興財団
厚生労働省行政情報

04/15/2013報道関係資料
食品中の残留農薬等の一日摂取量調査結果の公表について

食品中の残留農薬等の一日摂取量調査結果の公表について
平成25年4月15日
医薬食品局食品安全部
基準審査課

平成21〜22年度 食品中の残留農薬等の一日摂取量調査結果について



 厚生労働省では、国民が日常の食事を介して食品中に残留する農薬、動物用医薬品及び飼料添加物(以下「農薬等」という。)をどの程度摂取しているかを把握するため、国民健康・栄養調査を基礎としたマーケットバスケット調査方式 注1による一日摂取量調査を実施してきたところです。今般、平成21年度〜22年度の調査結果を取りまとめましたので、その概要をお知らせいたします。

1.目的
 平均的な食生活における食品からの農薬等の摂取量を推計する。

2.調査方法
 食品を13群 注2に大別し、国民健康・栄養調査の地域別の平均食品摂取量を踏まえて調製を行い、混合し均一化したもの及び飲料水(合計14食品群)を試料として農薬等を分析し、平均的な食生活における農薬等の一日摂取量を算出しました。

3.結果の概要
 平成21年度〜22年度の調査において、47の農薬等がいずれかの食品群において検出されましたが、それら農薬等について推定された平均一日摂取量(μg/人/日)の一日摂取許容量(ADI:Acceptable Daily Intake)注3に対する占有率(対ADI比)注4は0.75%〜12.71%の範囲であり、国民が一生涯に渡って毎日摂取したとしても健康に影響を生じるおそれはないものと考えられました。
 なお、結果の詳細については以下を参照してください。

平成21〜22年度食品中の残留農薬等の一日摂取量調査結果[1,040KB](厚生労働省のHPにリンク)


注1広範囲の食品を小売店等で購入し、必要に応じて摂食する状態に加工・調理した後に分析し、食品群ごとの化学物質等の特定の物質の平均含有濃度を算出する。これに、特定の集団(例えばすべての日本人)におけるこの食品群の平均的な消費量を乗じることにより、食品群ごとに特定の物質の平均的な摂取量を推定する。この結果を全食品群について足し合わせることにより、この集団の特定の物質の平均的な摂取量を推定する。
注21群(米、米加工品)、2群(米以外の穀類、種実類、いも類)、3群(砂糖類、菓子類)、4群(油脂類)、5群(豆類、豆加工品)、6群(果実、果汁)、7群(緑黄色野菜)、8群(他の野菜類)、9群(酒類、嗜好飲料)、10群(魚介類)、11群(肉類、卵類)、12群(乳、乳製品)及び13群(調味料)の13群
注3ヒトがある物質の一定量を毎日一生涯にわたって摂取し続けても、現時点でのあらゆる知見からみて、健康への悪影響がないと推定される一日当たりの摂取量のこと。通常、体重1kg当たりの物質量で示される(○○mg/kg体重/日)。
注4体重53.3kgと仮定した場合の一日摂取許容量(ADI)に対する割合