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公益財団法人 日本食品化学研究振興財団
FDA 21CFR(仮和訳)

101  食品の表示
一般規定

§12  一回の食事機会当り通常消費される標準量

§101.12 一回の食事機会当り通常消費される標準量

(a) 食品医薬品局(FDA)が本 sectionのparagragh(b)に述べられている一回の食事機会当り通常消費される標準量(標準量)に到達する過程で考慮した一般原理や要素は、下記のようなものである。
(1) FDAは、4才以上の人間の標準量を、この人口集団の一人が一回の食事機会当たり通常消費する食品の量を示すものとなるよう、算出した。
(2) FDAは、幼児または4才未満の子供に対する標準量を、12ケ月までの乳児、または1才から3才までの子供各々が、1回の食事機会当り通常消費する量を示すよう算出した。これらの標準量は適切な米国食品消費調査で記述するデ−タに基づいている。
このような標準量は、食品が幼児もしくは4才未満の子供によって使用されるよう、特別に処方されたか、もしくは加工される場合にのみ用いられることになっている。
(3) 適切な米国食品消費調査には、当該人口集団の人口的および社会経済的特徴を表わす大きなサンプルサイズが含まれていて、実際の使用条件下での消費デ−タに基づいていなければならない。
(4) FDAは、一回の食事機会当り通常消費の平均値もしくは中央値を考慮した。
(5) 調査デ−タが不十分である場合は、FDAは食品の1サービングの大きさについての、種々他の情報源を考慮に入れた。これらの他の情報源とは下記のものを含む。
(ⅰ) 食事指導推薦に用いられているか、もしくは他の権威ある機構、もしくは団体により、推薦された1サービングの大きさ
(ⅱ) 論評中で推薦された1サービングの大きさ
(ⅲ) 製造業者および八百屋より使用される1サービングの大きさ
(ⅳ) 他国で使用される1サービングの大きさ
(6) これらは、通常使用される量を反映しているので標準量、次いで製品のラベル上で表示される1サービングの大きさは、食品の可食部にのみ基づいていて、骨、種、貝殻、もしくは他の不可食性成分に基づいているのではない。
(7) 標準量は、食品の主要な目的とされる用途に基づいている。(例:ミルク(乳)は、飲料としてであり、シリアル(穀粒)に付け加えるものとしてではない。)
(8) 他食品の材料(成分)として消費されるが、また購入された形態で消費できる製品 (例バタ−)の標準量は、購入時の形態での使用に基づいている。
(9) FDAは、食餌としての用途、製品の特徴、通常消費量がにている食品が、均一の標準量ををもつことが保証されるようつとめる。
(b) 下記の標準量は、特定の製品の1サービングの大きさを決定するための基礎として使用されるものとする。
 
表1−1回の食事当り通常消費される標準量
1. これらの値は一回の食事当り通常消費される食品の量を表しており、主として1977−1978年、および1987−1988年版の米国農業省によって行なわれた全国食品消費調査から導きだしたものである。
2. 標準量の欄に他に特に注記なき場合、標準量はready to serve、または殆ど ready to serve 用の食品形態(すなわち、heat and serve, brown and serve)に対するものである。別に記載されていない場合は、未調理の形態(例:乾燥シリアル)に対する標準量は、調製済みの形態の標準量を作るのに必要な量である。調理済みとは、消費用に調理されていることを意味する(例:調理済み)。
3. 製造業者は、標準量を、21CFR 1019bの手順を用いて、特定製品に対して最も適切な家庭用計量尺度でのラベルの表示の盛の大きさに換算することが求められる。
4. 各製品のカテゴリ−の製品リストのコピ−は、食品医薬品局食品安全応用栄養センター栄養関連製品・表示・栄養補助食品部(HFS-800)(5100 Paint Branch Pkwy., College Park, MD 20740)より入手可能である。
5. ラベル表示は、ラベル上の盛の大きさ情報の提示について、製造業者にガイダンスを提供することを意図している。しかし、これらは必要ではない。“個(piece)”という用語は別個の単位の一般記述名として使われる。
製造業者は、特定製品に対して最も適切な記述単位を使うべきである。(例:サンドイッチに対してはサンドイッチ、クッキ−に対してはクッキ−、および冷凍ノベルテイ(新案物)に対してはバ−)。
  
表2−1回の食事当り通常消費される標準量
一般食品供給 1.2.3.4.
    製品の分類項目標準量    ラベル説明
[パン製品]
ビスケット、クロワッサン、バゲル、トルテイヤ、ソフト棒パン、ソフトプレッツェル、コーンパン、ハッシュポピー
55 g --- 個 (片)( --- g)
パン(甘いはやくできる種類を除く):ロ−ルパン50 gスライスしたパン、又は個別単位のもの(例:ロールパン): --- 個( --- g);
スライスされていないパン :2オンス(56g/--- インチのスライス)
棒パン----クラッカ−参照    
トースターペイストリー----コーヒーケーキを参照    
ブラウニー40 g 個別単位のもの:--- 個 ( --- g)
バルクのもの:--- 切れ ( --- g)
ケーキ 高重量もの
 (チーズケーキ、パインアップル裏返しケーキ、フルーツ、ナッツ、および野菜ケーキでフルーツ、ナッツ、または野菜またはこれらのいずれかの組合せとしてとして完成重量の35%以上のもの)
125 g個別単位のもの(スライスしたか、または個別包装製品):--- 個( --- g)

大型の別々のユニット: --- 切れ( --- g)
ケーキ 中重量(軽量に分類されたもの以外で、化学的に発酵させて膨らませたアイシング、またはフィリングつき、または無しのもの; フルーツ、ナッツ、および野菜ケーキでフルーツ、ナッツまたは野菜、またはこれらのいずれかの組合わせとして完成重量の 35%以下のもの;アイシングつき計量ケーキ;ボストンクームパイ;カップケーキ;エクレア;クリームパフ)80 g


個別単位のもの(例:カップケーキ): ---- 個( --- g)

大型の別々のユニット: --- 切れ( --- g)
ケーキ 軽量
 (エンゼルケーキ、シフォン、およびアイシングまたはフィリングなしのスポンジケーキ)
55 g個別単位のもの(スライス したか、または個別包装製 品):--- 個( --- g)
大型の別々のユニット: --- 切れ( --- g)
コーヒーケーキ、パン粉ケ−キ、ドーナツ, デーニッシュ、スイートロ−ルパン、スイートクイックタイプパン、マフィン、トースターペーストリー55 gスライスしたパン、又は個 別単位のもの(例:ドーナツ): --- 個( --- g)、バルク製品(例:スライスしていないパン:2 oz 56g/ 目視単位)
クッキー30 g--- 個 (片)( --- g)
通常スナックとしては使用されないクラッカー;メルバトースト、硬棒パン、アイスクリームコーン15 g--- 個 (片)( --- g)
通常スナックとして使用されるクラッカー30 g--- 個 (片)( --- g)
クルトン7 g大さじ ---杯( --- g) 又は ---カップ( --- g)
大型:--- 個( --- g)
フレンチトースト、パンケーキ、バラエテイーミックス フレンチトーストおよび パンケーキ、調製された状態で 110g、種々のミックス、粉末ミックスで --- 個( --- g)、 乾燥ミックス:--- カップ( --- g)
フィリング、又はコーティングつき、又はなしの穀粒ベースのバー(例:ブレックファーストバ-、グラノーラバ-、ライスシリアルバ-)40 g--- 個 (片)( --- g)
アイスクリームコーン ---- クラッカー参照   
パイ、コブラー、フル−ツクリスプ、ターンオーバー、および他のペーストリー125 g個別単位のもの:--- 個 ( --- g);大型の別々のユニット: --- 分数片( g)
パイクラスト8インチクラストの1/6
9インチクラストの1/8
8インチクラストの1/6: ( --- g)
9インチクラストの1/8: ( --- g)
ピッツァクラスト55 g--- 切れ( --- g)
タコ外被、硬30 g--- シェル (枚)( --- g)
ワッフル85 g--- 個 (片)( --- g)
      
    製品の分類項目標準量    ラベル説明
[飲料]

炭酸および非炭酸飲料、ワインクーラー、水
  

240ml
  

8 fl oz ( 240ml )
コーヒー、または紅茶、香味料入りおよび甘味料入り調製された状態で 240ml8 fl oz ( 240ml)
[シリアルおよび他の穀粒製品]

朝食用シリアル(ホットシリアルのタイプ)ひきわりとうもろこし
  

調製された状態で1カッ プ、プレーンな乾燥シリ
アルで40g、フレーバー 甘味を加えられた乾燥シ リアルで55g
  

--- カップ( --- g)
朝食用シリアル、1カップ当り20g未満の重さのすぐに食べることができるもの(例:プレ−ンの膨らませたシリアルの穀粒)15 g--- カップ( --- g)
朝食用シリアル、1カップ当り重量20以上43g未満で100g当り28g以上の繊維を含有する繊維高含有30 g --- カップ( --- g)
朝食用シリアル、重量1カップ当り43g以上のビスケットタイプ55 g大型個別単位のもの(ビス ケットタイプのもの):
--- 個 ( --- g) 他のすべてのもの: --- カップ( --- g)
ふすま、または小麦麦芽15 g 大さじ ---杯( --- g) ま たは ---カップ( --- g)
小麦粉またはコーンミール30 g 大さじ ---杯( --- g) または ---カップ( --- g)
穀粒(例:ライス 大麦、プレーン)140g (調製)、45g(乾燥)--- カップ( --- g)
パスタ、プレーン140g (調製)、55g(乾燥)--- カップ( --- g) 大型のもの(例:大型シェルやラザニアヌードル): --- 枚( --- g)、乾燥バル ク製品 (例:ラザーニャ、または スパゲッティヌード):2oz (56g/目視単位)
パスタ、乾燥、すぐに食することができるタイプ(例:缶詰め揚げ
やきそば)
25 g--- カップ( --- g)
スタ−チ(例:コーンスターチ、ポテトスターチ、タピオカ等)10 g大さじ ---杯( --- g)
スタッフィング(詰め物)100 g --- カップ( --- g)
  
    製品の分類項目標準量    ラベル説明
[酪農製品とその代用品]

チーズ、コテイッジ
  
110 g
  
--- カップ( --- g)
チーズ、主として材料として使用される(例: 乾燥コテイッジチー
ズ、リコッタチーズ
55 g--- カップ( --- g)
チーズ、おろし、硬い(例: パルメザン、ロマノ)5 g大さじ ---杯( --- g)
チーズ、別のカテゴリーとして記載したものを除く、他のすべての
チーズ----クリームチーズ、およびチーズスプレッド
30 g個別単位のもの:--- 個 ( --- g)、 クリームチーズとチーズス プレッド:大さじ ---杯 ( --- g)、バルク:102(28g/目視単 位)
チーズソース ---- ソースのカテゴリーを参照      
クリーム、または、クリーム代用品、流動性のも15 ml大さじ1杯(15ml)
クリーム、または、クリーム代用品、粉末2 g小さじ ---杯( --- g)
クリーム、ハーフアンドハーフ30 ml大さじ2杯(30 ml)
エッグノッグ120 ml 1/2 カップ (120 ml) または 4 fl oz (120 ml)
ミルク、濃縮、希釈しないもの30 ml大さじ2杯(30 ml)
ミルク、エヴァミルク、希釈しないもの30 ml大さじ2杯(30 ml)
ミルク、ミルクベースの飲み物(例:インスタント 朝食リアジャストメント、ココア)240 ml1カップ (240 ml) または 8 fl oz (240 ml)
シェーキまたはシェーキ代用品(例:デーリーシェーキミックスフルーツフロストミックス)240 ml1カップ (240 ml) または 8 fl oz (240 ml)
サワークリーム30 g大さじ ---杯( --- g)
ヨーグルト225 g--- カップ( --- g)
  
    製品の分類項目標準量    ラベル説明
[デザート]

アイスクリーム、アイスミルク、フローズンヨーグルト、シャーベ
ット、全タイプ、バルク、および新案物(例: バー、サンドイッチ、コーン)
  

1/2 カップは、新案物タ イプの種々のものではコ
ーティングや水を含む
  

別個に包装または梱包した製品:--- 個( --- g)
その他:1/2 カップ( --- g)
冷凍、香味料入り、甘味づけされたアイス、及びポップ、冷凍果汁;全種類、バルク及び新案物(例:バー、カップ)85 g 別個に包装または梱包した 製品:--- 個( --- g)
その他:--- カップ( --- g)
サンデー1 カップ1 カップ( --- g)
カスタード、ゼラチンまたはプデイング1/2 カップ 個別単位のもの(例:別個 に包装した製品):--- 個 ( --- g) バルク:1/2 カップ( ---g)
[デザートトッピングおよびフィリング]

ケーキフロステイングまたはアイシング
  

35 g
  

大さじ ---杯( --- g)
他のデザート用トッピング(例:フルーツ、シロップ、スプレッド、マシュマロクリー
ム、ナッツ、乳製または 非乳製ホイップトッピング)
大さじ2杯大さじ2杯( --- g) 大さじ2杯(30 ml)
パイフィリング85 g--- カップ( --- g)
    
    製品の分類項目標準量    ラベル説明
[卵および卵代用品]

卵混合物(例:フーヨーハイ、スクランブルドエッグ、オムレツ)
  

110 g
  

個別単位のもの: --- 個 ( --- g) --- カップ( --- g)
卵(全サイズ)50 g1 大、中、等( --- g)
卵代用品 卵大サイズ1個になる量--- カップ( --- g) --- カップ( --- ml)
[油脂]

バター、マーガリン、油、ショートニング
  

大さじ1杯
 

大さじ1杯( --- g)、大さじ1杯(15 ml)
バター代用品、粉末2 g大さじ ---杯( --- g)
サラダ用ドレッシング30 g 大さじ ---杯( --- g) 、大さじ ---杯( --- ml)
マヨネーズ、サンドイッチスプレッド、マヨネーズタイプドレッシング15 g大さじ ---杯( --- g)
スプレータイプ 0.25g 約 ---- 秒噴霧( --- g)
  

    製品の分類項目標準量    ラベル説明
[魚、貝類、鳥獣肉10、及び肉または家禽類代用品]

ベーコン代用品、缶詰めアンチョビー11、アンチョビーペースト、キャビア
  

15 g
  

個別単位のもの: ---- 個 ( --- g)、 その他:大さじ ---杯
干物(例:ジャーキー)30 g--- 個( --- g)
ソースつきアントレー(例:魚のクリームソースあえ、えびのロブスターソースあえ)140 g(:調理) --- カップ( --- g) 、カップで計量できない場合 : 5 oz (140g/目視計量 単位)
ソースなしアントレー、手を加えない、または揚げ物の魚および貝
類、魚および貝類ケーキ
85 g(:調理)、 110 g(:未調理)12 個別単位のもの: ---- 個 ( --- g)、 --- カップ( --- g)、 カップで計量できない場合13 :--- oz ( --- g/目視計 量単位)
魚、貝類、又は鳥獣肉10の缶詰1155 g個別単位のもの: ---- 個 ( --- g) --- カップ( --- g)、 カップでの計量が困難な製 品(例:まぐろ):2 oz (56 g /--- カップ)、 大きさが自然状態で変化す るもの(例:いわし): 2 oz (56 g/--- 個)
ランチ用肉代用品、ミートスプレッド、カナデイアンベーコン、ソーセージ、及びフランクフルト55 g 個別単位のもの(例:スライス、リンク): ---- 個
( --- g) --- カップ( --- g) 、非個別のバルク製品:2 oz (56 g /目視計量単位)
薫製または漬物11の魚、貝、又は鳥獣肉10、魚又は貝のスプレッド55 g個別単位のもの(例:スライス、リンク): ---- 個
( --- g) --- カップ( --- g)、 非個別のバルク製品:2 oz (56 g /目視計量単位)
ベーコン細切れの代用品 ---- その他雑多の項参照    
  

    製品の分類項目標準量    ラベル説明
[果物および果汁]

缶詰、または漬物11
  

30 g
  

--- 個( --- g)
乾燥(脱水)果物 ---- スナックの項参照    
干したもの40 g大きいもの(例:デイツ、 いちじく、プルーン): --- 個( --- g)、 小さいもの(例:レーズン): --- カップ( --- g)
飾り付けまたは風味つけ用果物(例:マラシノチェリー)4 gチェリ−1個 ( ---g)
果物付け合わせ(例:クランベリーソース、クランベリ付け合せ)70 g--- カップ( --- g)
主として材料として使用される果物、アボガド30 g脚注13参照
主として材料として使用される果物、その他(クランベリー、レモ
ン、ライム)
55g大きい果実:--- 個(---g) 、カップで計量可能な小さい果実13:--- カップ ( --- g)
すいか280 g脚注13参照
その他全ての果物(別の項目で記載したものは除く)生鮮、缶詰、冷凍140 g 大きいもの(例: いちご、プルーン、杏):--- 個
( --- g)、 小さいもの(例:ブルーベ リー、ラズベリー等)13: --- カップ( --- g)
ジュース、ネクター、フルーツドリンク240 ml8 fl oz (240 ml)
材料としてのジュース(例:レモンジュース、ライムジュース)5 ml 小さじ1杯(5 ml)
 
    製品の分類項目標準量    ラベル説明
[豆類]

ビーンケーキ(豆腐)11 、テンペ
85 g個別のもの:--- 個(---g)、 バルク製品:3 oz (84 g/ 目視計量単位)
ビーンズ、プレーンまたはソースあえソースにつけた豆、汁につけて缶詰にした豆、リフライド・ビーンズ: 130 g、 その他: 90 g、 調理: 35 g--- カップ( --- g)
[その他の項目]

ベーキングパウダー、ベーキングソーダ、ペクチン
  

0.6 g
 

小さじ ---杯( --- g)
ベーキングデコレーション(例:クッキー、ケーキデコレーション用の着色及び、ふりかけ用砂糖小さじ1杯、または小さじで計量可能でない場合
: 4g
個別のもの:--- 個(---g)、 小さじ1杯( --- g)
バターミックス、パン粉30 g大さじ ---杯( --- g) 、 または ---カップ( --- g)
料理用ワイン30 ml大さじ2杯(30 ml)
栄養補助食品1回の摂取について、表示中で推奨できる最大量またはその表示がない場合:1単位(例えば錠、カプセル、個、杯等)‐‐‐錠、‐‐‐カプセル、‐‐‐個、‐‐‐杯(‐‐‐g)等
ドリンクミックス(アルコールなし) ドリンク(アイスなし) 240 mlを作る量--- fl oz ( --- ml)
チューインガム3 g--- 個( --- g)
肉、家禽類、および魚のコーティングミックス(乾燥、粉末)、調味用ミックス(粉末)(例:チリ風味ミックス、パスタ用調味用ミックス完成料理の標準量を作る量小さじ ---杯( --- g) 、 または大さじ ---杯 ( --- g)
サラダおよび、ポテトトッパー(例:サラダクランチ、サラダクリスピン、ベーコン細切代用品)7 大さじ ---杯( --- g)
塩、塩代用品、調味用塩(ガーリックソルト)小さじ1/4小さじ1/4( --- g)、 個別のもの(例:個別包装
製品):--- 個( --- g)
香辛料、ハーブ(栄養補助食品以外)小さじ1/4 またはティースプーンで計量可能でな
い場合: 0.5g
小さじ1/4 ( --- g)、ティースプーン で計量不可能な場合 (例:ベイリーフ)
[ミックスデイッシュ]

カップで計量できるもの(例:カセロール、ハッシュ、マカロニおよびチーズ、ミートパイ、ソースシチュー付きスパゲッティ他
  

1 カップ
  

1 カップ ( --- g)
カップで計量できないもの(例:ブリート、エッグロール、エンチ
ラダ、ピザ、ピザロール、キッシュ、サンドイッチ全タイプ
140g、グレービーまたは ソーストッピング付きの
ものには55gを加える (例:エンチラダチーズ
ソースあえ、クレープホ ワイトソースあえ14
個別のもの:--- 個(---g) 、大型の個別単位のもの :--- 切れ ( --- g)
[ナッツおよびシード(種)]

ナッツ、シードおよび混合物、全タイプ、スライスしたもの、きざんだもの、細長く切ったもの、および全形
  

30 g
  

大きいもの(例:殻付ナッツ):--- 個( --- g)、小さいもの(例:ピーナッツ、ひまわりの種):大さ じ ---杯( --- g)、または --- カップ ( --- g)
ナッツおよびシード入りバター、ペースト、またはクリーム大さじ2杯大さじ2杯 ( --- g)
ココナッツ、ナッツおよびシード入り粉15 g大さじ ---杯( --- g)、 --- カップ( --- g)
  
    製品の分類項目標準量    ラベル説明
[じゃがいも、及びさつまいも、ヤムいも]

フレンチフライド、ハーシュブラウン、スキン、またはパンケーキ
  

70 g(調製)、85 g(冷凍未調整) 
大きい別々のもの(例:パティ、スキン):--- 個
( --- g)、 揚げもの調製品:2.5 oz (70 g/--- 個)
揚げもの非調製:(84 g/ --- 個)
マッシュ、砂糖漬、詰め物、またはソースを添えて140 g 個別単位のもの(例:ポテト詰め物):--- 個(---g)
--- カップ( --- g)
プレーン、生、缶詰、冷凍生または冷凍:110 g、 真空包装:125 g、 汁漬缶詰:160 g個別単位のもの: ---- 個 ( --- g)、 スライスした、または厚切 りの製品:--- カップ (---g)
[サラダ]

ゼラチンサラダ
  
120 g
  
--- カップ(--- g)
パスタ、またはポテトサラダ140 g--- カップ( --- g)
他の全てのサラダ(例: 卵、魚、貝、インゲン豆、果物または野菜
サラダ)
100 g--- カップ( --- g)
[ソース、デイップ、グレービーおよび薬味]

バーベキューソース、オランデイーズソース、タルタルソース、他
のデイップ用のソース(例:マスタードソース、スイートアンドサーソース)、すべてのデイップ用ソース(例:豆デイップ、乳製品ベースデイップ、サルサ)
  

大さじ2杯

  

大さじ2杯 ( --- g)、 大さじ2杯 (30 ml)
主要なメインアントレーソース(例:スパゲッテイソース)125 g--- カップ( --- g)、--- カップ( --- ml)
非主要メインアントレーソース(例:ピザソース、ペストソース)、その他トッピングとして使用される他のソース(例:グレービー、ホワイトソース、チーズソース)、カクテルソース 1/4 カップ1/4 カップ( --- g)、 1/4 カップ(60 ml)
主要な香辛料、薬味(例:ケチャップ、ステーキソース、醤油、ビネガー、テリヤキソース、マリネード)大さじ1杯大さじ1杯( --- g)、 大さじ1杯(15 ml)
非主要香辛料、薬味(例:西洋ワサビ、ホットソースマスタード、ウースターソース)小さじ1杯小さじ1杯( --- g)、 小さじ1杯(5 ml)
    製品の分類項目標準量   ラベル説明
[スナック]

すべての種類、チップス、プレッツェル、ポップコーン、押し出し
成形スナック、フルーツベースのスナック(例:フルーツチップス)グレーンベースのスナック、ミックス
  

30g
  

小さいもの(例:ポップコーン):--- カップ (---g)、
大きいもの(例:プレッツ エル大、圧縮乾燥果実シー ト):--- 個( --- g) バルク製品(例:ポテトチ
ップ):1 oz (28 g/目視 計量単位)
[スープ]

全種
  

245 g
  

--- カップ( --- g)、 --- カップ( --- ml)
[砂糖およびスイート]

ベーキングキャンデー(例:チップ)
  

15 g
  

大きいもの:--- 個(---g)、 小さいもの:大さじ ---杯 ( --- g)、 バルク製品:1/2 oz (14 g /目視計量単位)
ハードキャンデー、ブレスミント2 g--- 個( ---g)
ハードキャンデー、ロール型、ミニサイズ(デスペンサーパック)5 g--- 個( ---g)
ハードキャンデー、その他15 g大きいもの:--- 個(---g) 大さじで計量可能な“ミニ サイズ”のキャンディー: 大さじ ---杯( --- g)
バルク製品:1/2 oz (14 g /目視計量単位)
他のすべてのキャンデー40 g--- 個( ---g) バルク製品: 1ml oz (42 g/目視計量単位)
粉砂糖30 g --- カップ( --- g)
蜂蜜、ジャム、ゼリー、フルーツバター、糖蜜大さじ1杯 大さじ1杯( --- g)、大さじ1杯(15 ml)
マシュマロ30 g 小さいもの:---カップ(---g) 大きいもの:--- 個(---g)
砂糖4 g小さじ ---杯( --- g) 個別単位のもの(例:角砂
糖、個別包装製品):----- 個( ---g)
砂糖代用品甘味本砂糖の標準量に相当する量 固形:小さじ1杯( --- g) 液状:--- 滴 --- 個( ---g)(例:個別包装製品)
シロップ主に材料として使用されるシロップで30ml(軽い
色または黒っぽいコーン シロップ)、その他すべてに対しては60ml
主として材料として使用さ れるシロップ:大さじ2杯
(30 ml) その他全種:1/4 カップ (60ml)
  
    製品の分類項目標準量    ラベル説明
[野菜]

主として、つま、または香味として使用される野菜(例:ピメント、パセリ)
 
 
4 g
--- 個( ---g) きざんだ製品: 小さじ ---杯 ( --- g)
唐がらし、シャロット30 g--- 個( ---g)13 スライスした、またはきざんだ製品:小さじ ---杯 ( --- g) または ---カップ( --- g)
その他全てのソースなしの野菜:生鮮、缶詰、または冷凍 生又は冷凍:85g、 真空包装:95g、 汁漬缶詰、クリーム状コーン、缶詰又はシチューにしたトマト、かぼちゃ またはウインタースカッシュ:130 g大きいもの(例:芽キャベツ):--- 個( ---g)、小さいもの(例:カットコーン、グリーンピース): --- カップ( ---g)、 カップで計量可能でない場合:3 oz (84 g/目視計量 単位)13
その他全てのソース付き野菜:生鮮、缶詰、または冷凍 110 g大きいもの(例:芽キャベツ):--- 個( ---g)、 小さいもの(例:カットコーン、グリーンピース): --- カップ( ---g)、 カップで計量可能でない場 合:4 oz (122g/目視計量 単位)
野菜ジュース 240 ml 8 fl oz (240 ml)
オリーブ1115 g --- 個( ---g)、 スライスした製品:大さじ --- 杯 (---g)
ピクルス、全種1130 g1 oz (28g/目視計量単位)
ピクルス、付け合わせ15 g大さじ ---杯( --- g)
野菜ペースト(例:トマトペースト)30 g大さじ ---杯( --- g)
野菜ソース、またはピューレ(例:トマトソース、トマトピューレ)60 g--- カップ( --- g)、 --- カップ( --- ml)
 
欄外脚注:
1. これらの値は、1回の食事当たりの食品の通常消費量(食用部分)を表し、主として1977〜1978年及び1987〜1988年のUSDAによる全米食品消費調査から得たものである。
2. 標準量の欄に他に特に注記のないかぎり、標準量は、製品が直ぐに食卓にだせる形態、または殆ど直ぐに食卓にだせる形態(即ち、加熱して食卓へだすこと、焦げ目をつけて食卓へだすこと)についての量である。別に記載のない場合、未調製形態(例:ドライミックス、濃縮物、ドウ、バター、乾燥・生・冷凍パスタ)の標準量は、調製された形態での一標準量を作るのに必要な量である。ここで調製されたとは、消費のために用意ができていることをいう(例:調理した)。
3. 製造業者は、標準量を21 CFR 101.9(b)の手順を用いて、ある特定の製品に最も適切な家庭用計量単位でのラベル表示の1サービングに換算するよう求められる。
4. 各製品カテゴリーに対する製品リストのコピーは、食品医薬品局食品安全応用栄養センター栄養関連製品・表示・栄養補助食品部(HFS-800)(5100 Paint Branch Pkwy., College Park, MD 20740)から入手可能である。
5. ラベル説明は、製造業者に対し、ラベル上の1サービングの大きさについての情報の提示についての指導を行うことを目的としているが、これらは必要ではない。“piece(個、片)”という用語は、個別単位の一般的呼称として用いられている。製造業者は、特定製品に対する最も適切な呼称単位を使用するべきである(例:サンドイッチ(複数)に対するサンドイッチ(単位としての)、クッキーに対するクッキー、アイスクリームバーに対するバー(本))。指導は、直ぐに食卓にだせる食品、または殆ど直ぐに食卓にだせる製品のラベル説明用として提供されている。但し、製品カテゴリー中で、標準量、またはラベル説明欄で製品のこの形態のものについてであるとの記述が特にない場合は、使用前にさらに調理の必要がある製品(例:ドライミックス、濃縮物)には適用されない。さらに調製が必要な製品については、製造業者は、§101.12(c)に準拠して決定した標準量を用いて、§101.9(b)の規則に従ってラベル説明を定めなければならない。
6. 1立方インチ当たり 10g以上のケーキを含む。
7. 1立方インチ当たり 4g以上、10g未満のケーキを含む。
8. 1立方インチ当たり 4g未満のケーキを含む。
9. アイスクリームコーンおよび全サイズの卵のラベル表示1サービングの大きさは、一単位である。一回分として食べるのに妥当な量である標準量より重い全種チューインガムのラベル1サービングの大きさは、一単位である。
10. 連邦食肉検査法または家禽製品検査法のもとで網羅されない、鹿、バイソン、ウサギ、うずら、野生七面鳥、がちょう、だちょうのような動物製品。
11. 液中にパックされているか缶詰になっている場合、標準量は、水を切った固形物についてのものである。但し、通常、固形物、液ともに使用するものは除く(例:汁中の細切れ蛤の缶詰)。
12. 未調理形態の標準量は、§101.45の生魚、または§101.9(b)(j)(11)で規定される魚、または鳥獣肉から成る単一素材の製品には適用されない。
13. 生鮮果物、野菜および魚については、製造業者は、「Food Labeling;Guidelines for Voluntary Nutrition Labeling;および20種の最も頻繁に消費される生鮮果物、野菜、および魚の同定;実質的な適合性の定義;修正版」(56 FR 60880, 57 FR 8174, March 6, 1992で改正)という呼称の規則に対する補遺A及びBで明記されている、1サービングの大きさについてのラベル説明に従うべきである。
14. ピザソースはピザの一部であり、ソーストッピングとはみなされない。

(c) 食品が調理したり、水や他の材料を加えたりする必要があり、本sectionのparagraph (b)で示される基準量が調理済みの食品に関してであって調理前の食品に関してでない場合、未調理の食品に関する基準量は以下のルールを用いて決定する。
(1) 本sectionのparagraph (c)(2)に示されるものを除いて、未調理の食品に関する基準量は本secitonのparagraph (b)に定められた調理済み食品の基準量決定に必要な調理前の食品の量とする。
(2) 通常分けて食べるためにパッケージの中身すべてを使って別の大きな料理を作ることを目的とする食品に関して、未調理の食品に関する基準量は作り上げる料理の一部の量が本secitonのparagraph (b)に定められた調理済み食品の基準量に最も近くなるために必要な調理前の食品の量とする。
(d) 模造、または代替食品、もしくは「低カロリー」版のような変更を加えられた食品の標準量は、これらが代替品として提供されるもとの食品についてのものと同じであるとする。
(e) 食品が空気(炭酸ガスで膨らませた)により、修正を受けておりそしてこのことにより、食品の密度が、§101.13(j)(ⅱ)(A)で述べられる、適切な通常食品より、25パーセント以上、重量で小さくなっていて、通常食品の標準量がグラムであらわされている場合、製造業者は空気膨満食品の標準量を、適切な基準食品の密度に対しての空気膨満食品の密度の差を調整して決定することができる。但し、この場合、製造業者は、FDAに対し、空気膨満食品の密度調整標準量を決定するために用いられた、詳細にわたる実験計画書およびすべてのデータの記録を提示する。空気膨満食品の標準量は、5刻みの量での最も近い値に、端数を調整するものとする。このような食品は、余分の空気が入れられていることを示す用語を掲載するものとする(例: whipped(ホイップド)、altered (変更、修正))。上記に説明した密度調整標準量は、チーズケーキ以外のケーキには用いてはならない。空気(炭酸ガス)膨満の程度の異なる種類のケーキの密度の差は、§101.12(b)でケーキの標準量を決定する際に、すでに考慮されている。空気(炭酸ガス)膨満食品と通常食品の密度の差を決定するのにあたっては、製造業者は、下記の件に固執するものとする。
(1) 通常、および空気(炭酸ガス)膨満製品は、大きさ、形、およびかさ(体積)が同じでなければならない。
(2) 密度測定のための試料の選定は、§101.9(g)の規定に準じて行なうものとする。
(3) 通常、および空気(炭酸ガス)膨満製品の密度測定は訓練を受けた同一の操作者が同一方法(例:同一装置、手順、および技術)で同一条件のもとでおこなううものとする。
(4) 密度測定は、測定の平均値が、通常、および空気(炭酸ガス)膨満製品の密度の真の差をあらわしていることを確実なものにするために、十分な回数繰り返して行なわれるものとする。
(f) 加工または未加工のいずれかの形態の食品に関する本sectionのparagraph(b)に標準量の記載がなく、2種類以上の食品からなり包装されて合わせて消費するよう示されている製品(例:ピーナッツバターとゼリー、クラッカーとチーズパック、パンケーキとシロップ)の場合の複合製品標準量は下記規則を使って決定する。
(1) かさ製品(例:ピーナッツバターとゼリー)の場合、複合製品標準量は、本Sectionのparagraph(b)で定めたとおり、成分の標準量とする。ここで言う「成分」とは主成分と定量の副成分とをあわせたものである。
(2) 成分が主成分を指し1種類以上の単体である製品(例:クラッカーとチーズパック、パンケーキとシロップ、キャンディーと糖質衣)の場合、複合製品標準量は小さい方の単体の数か本sectionのparagraph(b)で定めたその成分に対する標準量と定量の副成分とを合わせたものに最も近い主成分に相当する大きい方の単体のいずれかとする。
(3) 各標準量の単位が一致している場合、標準量をまとめること(例:主成分をピーナッツバターとして等量のピーナッツバターとゼリーに対する標準量は大さじ4杯(ピーナッツバター大さじ2杯、ゼリー大さじ2杯)。各標準量の単位が一致していない場合、それぞれの適量の重さを用いなければならない(例:パンケーキ110グラム(g)及び定量シロップのグラム重)。
(g) 本 sectionのparagragh (b)からfまでに述べられた標準量は、製品が栄養含有量主張(例:「低カロリー」)及び健康的主張のための判断基準を満たすかどうかを決定するのに使われるものとする。製品ラベル上に表示された1サービングの大きさが標準量とは異なり、製品が標準量に基づいてのみ、主張のための判断基準を満たす場合、主張に続いて主張がなされる基礎を示す記述がされるものとする。この記述には§101.12(b)にでてくる標準量を含み、標準量が通常家庭用計量尺度以外での計量単位で表現されている(例:飲料にたいして「非常に低いナトリウム含有量、240ml(8floz)当り35mg以下」)場合は、そのあとにつづいて括弧に入れて、通常家庭用度量衡尺度での量を含むものとする。
(h) 食品医薬品局長は、局長自身の主導により、もしくは、本章 part 10に関して提出された申請に応えて、§101.12(b)中の標準量を定めるか、もしくは改正する提案を発することができる。標準量を定めるかもしくは改正する申請には下記の項目が含まれるものとする。
(1) 申請の目的
(2) 製品の説明
(3) 規制により定められたフォーマットを用いて栄養ラベルを含む製品ラベルの完全なサンプル
(4) 製品が市場にだされる形態(例:乾燥(粉末)、ミックス、冷凍ドウ)の説明
(5) 主要な用途を同定した、製品が意図される食餌用途(例:飲料としてのミルク、およびスナックとしてのポテトチップ)
(6) 意図する用途が、主として他食品中の材料(成分)としてである場合、使用の優先性に関する情報をつけた、食品が材料として用いられるであろう食品のリストもしくは食品の分類項目(カテゴリー)のリスト
(7) 製品がその使用を提供する人口集団(例:幼児(乳児)、4才未満の子供)
(8) 最も密接に関連する製品の名称(もしくは特別な食餌用途の食品および模倣もしくは代替食品の場合は、これらの食品がその代替品として提供されるもとの食品の名称)
(9) 製品が意図されている人口集団用の示唆標準量(骨、種、貝殻、もしくは他の不可食成分を除く消費される状態の食品の可食部分の量)に、この示唆標準量を決定するのに使用された方法体系と操作方法の十分な説明が添えられている。標準量を決定するに当たって、本section のparagragh a中の一般原理や要素に従って行なうべきである。
(10) 示唆標準量は、メートル法の単位で表わされるものとし、他の食品の標準量は、グラム(g)で表わされるものとする。液体の標準量は、ミリリットル(ml)で表わされるものとする。但し、カップ、テーブルスプーン、テイースプーンといった通常家庭用尺度の方がより適切であるか、製品ラベル表示の一盛の大きさの均一性をすすめていく可能性がある場合を除く。たとえば、冷凍デザートのように同一カテゴリー内の製品の密度が実質的に異なる場合、通常家庭用計量尺度のほうがより適切であろう。
(ⅰ) mlで標準量を表わすにあたっては、下記の規則に従うものとする。
(A) 30 mlを超える体積については、体積は30mlの倍数で表わされるものとする。
(B) 30 ml未満の体積についてはテイースプーン整数杯、もしくはテーブルスプーン整数杯(即ち、5、10、もしくは15ml)に相当するml数で表わされるものとする。
(ⅱ) gで標準量を表わすににあったっては、下記の一般規則に従うものとする。
(A) 10 gを超える量については、5g刻みの最も近い値で表わされるものとする。
(B) 10 g未満の量については、グラムでの正確なそのままの値が用いられるものとする。
(11) それ自体の標準量を有する食品の新しい小分類項目(サブカテゴリー)を設ける申請は下記の追加情報を含むものとする。
(ⅰ) 新分類項目の食品は別の標準量を正しいものとするような、親分類項目の標準量とは十分に異なる量で消費されるであろうことを実証するデータ。データには申請された製品を除いて、当分類項目の申請された製品、および他の製品の試料の大きさ、一回の食事機会当りの平均消費量、標準偏差、中央(median)、および形式(modal)消費量が含まれていなければならないものとする。すべてのデータは、同一の調査で導きだされなければならない。
(ⅱ) 申請食品を当分類項目中の他の製品から区別するような、消費サイズに影響を与える食餌用途、および製品の特徴の差を裏づける書類
(12) 本章§25.30または§25.32のもとでの絶対的除外、または§25.40のもとでの環境査定の請求
(13) 申請を支持する、食品消費データを集め、処理する研究を行なうにあたっては、下記の一般指針に従うものとする。
(ⅰ) 選ばれた試料人口集団は食品が意図する目標人口集団群の人口統計学上、および社会経済学的特徴を表わしているべきである。
(ⅱ) 資料の試料の大きさ(サンプルサイズ)(即ち、食事者の数)は、通常消費量の推定が信頼できるものであるとするのに十分大きいものであるべきである。
(ⅲ) 研究計画案は起こりうる偏見を特定し、それをどのようにして抑制するか、または抑制できない場合偏見が結果の解釈にどのように影響するかを記さねばならない。
(ⅳ) 研究計画、試料採取方法、使用資料(例:アンケート、質問者マニュアル)、データを集め処理するのに用いられる手順は十分に書類にまとめるべきである。
(14) 会(association)、法人(corporation),消費者、および他の関係者をNegotiated Rulemaking Act (5 U.S.C. 561)に適合する提案規則を策定するために、交渉を通しての規則作成に従事するよう、召集をかけることの実現可能性に関する記述。
  
〔58 FR 44051, Aug. 18, 1993; 58 FR 60109, Nov. 15, 1993, Jan. 4, 1994の改正による; 59 FR 24039, May 10, 1994; 62 FR 40598, July 29, 1997; 63 FR 14818, Mar. 27, 1998; 64 FR 12890, Mar. 16, 1999; 66 FR 56035, Nov. 6, 2001