公益財団法人
日本食品化学研究振興財団
FDA 21CFR(仮和訳)
172 食品に直接添加するために許可された食品添加物
その他特殊用途添加物
§723 エポキシド化された大豆油
§172.723 エポキシド化された大豆油
エポキシド化された大豆油は、下記に規定される条件に従って、安全に使用できる。
(a) この添加物は、大豆油をトルエン中で過酸化水素及び蟻酸と反応させることによって調製される。
(b) 以下の条件を満たす。
(1) エポキシド化大豆油が、oxirane oxygenを、米国油化学者協会(American Oil Chemists' Society (A.O.C.S.))による方法 Cd 9-57「Oxirane Oxygen」(1989年に再承認)によって求められる値で、7.0〜8.0パーセント含んでいる。この方法は、ここで言及することにより、5 U.S.C. 552(a)と1 CFR part 51にしたがい、本規則の一部となる。この方法の写しは、米国油化学者協会(P.O.Box 3489, Champaign, IL 61826-3489)から入手、または、食品医薬品局食品安全応用栄養センター申請管理部 (HFS-215)(1110 Vermont Ave. NW., suite 1200, Washington, Dc)または国立公文書記録管理局(NARA)にて閲覧できる。NARAに本資料の利用について問い合わせるには、202-741-6030に電話するか、
http://www.archives.gov/federal-register/code-of-federal-regulations/ibr-locations.html
へアクセスされたい。
(2) 最大ヨウ素値が、A.O.C.S.による方法Cd 1-25 「脂肪及び油のヨウ素値Wijs法」(1993年に改訂)によって求められる値で、3.0である。この方法は、ここで言及することにより、5 U.S.C. 552(a)と1 CFR part 51にしたがい、本規則の一部となる。このように、言及によって本規則に含める方法を使えることは、本節の(b)(1)に認められている。
(3) 重金属(鉛など)の含有量は"Food Chemicals Codex"第4版(1996)(P760ー761)の方法Ⅱ「重金属試験」(2グラムの試料と、対象試料中に20マイクログラムの鉛イオンに入れたものを使う)によって求められる値で、10ppmを超えない。この方法は、ここで言及することにより、5 U.S.C. 552(a)と1 CFR part 51に従い、本規則の一部になる。この規格は、米国アカデミープレス(Box 285, 2101 Constitution Ave. NW., Washington, DC 20055、又はhttp://www.nap.edu)から入手できる。あるいは、食品医薬品局食品安全応用栄養センター図書室(200 C St. SW., Washington, DC)又は国立公文書記録管理局(NARA)にて閲覧できる。NARAに本資料の利用について問い合わせるには、202-741-6030に電話するか、
http://www.archives.gov/federal-register/code-of-federal-regulations/ibr-locations.html
へアクセスされたい。
(c) この添加物は、臭素化された大豆油中に、1パーセント以下のレベルでハロゲン安定剤として使用される。
[60 FR 32903, June 26, 1995. 改正 64 FR 1759, Jan. 12, 1999]