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公益財団法人 日本食品化学研究振興財団
新聞雑誌情報

雑誌 − 「食品中の残留農薬Q&A」の出版
「食品中の残留農薬Q&A」:Q7

Q7: 農薬の適正使用を確保するためにどのような対策がとられているのですか?

A7: 農林水産省による農薬登録制度によって安全性に関する検査がなされ、適切な使用方法が決められています。農薬使用者がそれらの使用方法を守って使用することが重要であり、そのために、以下のような様々な対策がとられています。
 農林水産省と厚生労働省とは共催で、昭和28年以来、「農薬危害防止運動」を実施して、農薬の安全使用の啓蒙に努めています。また、都道府県では、地域の実情に応じて、作物ごとに病害虫の発生の特徴とその病害虫防除のため、農薬の正しい使用方法についてまとめた「病害虫防除指針」等の指導書が作成され、現場での農薬適正使用の指導に活用されています。農薬を実際に使用する農家に対しては、農業改良普及センターが病害虫防除所等と連携をとりながら、病害虫の発生情報や地域での調査を基に病害虫の発生状況に対応した適正かつ安全な防除が行われるよう指導を行っています。
 また、農薬を販売する際にも農薬使用者に対してより適切な指導助言ができるように、多くの販売店で「農薬管理指導士」等の資格を有する販売員を置き、指導に当たっています。
 このほか、生産者団体である農業協同組合、農薬工業会等の業界団体によっても農薬の適正使用の推進が行われています。